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阪神淡路大震災[写真調べ学習]プロジェクトの中高生、大学生の活動(公式サイトはhttp://home.kobe-u.com/sinsai/)と、防災副読本『語り継ぎたい。命の尊さ~阪神淡路大震災ノート』(学びリンク刊)関連の動きをお伝えします。
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【写真14】崩れた神戸市立西市民病院からの救出:「5階と連絡とれへんのや」 ベッドの手すりで助かった/僕たちの阪神大震災ノート
【写真14】崩れた神戸市立西市民病院。ガレキの中で必死に行われる救出活動(1995年1月17日午後5時 読売新聞社)
写真はここをクリック↓
http://home.kobe-u.com/sinsai/images/photo20_theme.jpg

危機の中でも医療活動が

photo20_team.jpg

災害の時、頼りになるはずの病院が
なぜこのような姿になってしまったのか。
このような状況の中で、
医療関係者はどのように活動したのか。
知りたいと思いました。
神戸学院大学チームが調べることになりました。

視界から現場はみだしていた

photo20_cm.jpg

読売新聞社の関係者に聞いたところ、
撮影したのは当時大阪本社写真部に所属していた
高本雅夫さんと判明。
大阪本社でお話を伺いました。
西市民病院の5階が層崩壊していた。
この写真が撮られた午後5時ごろに、
レスキューなどが通路を確保して、
ようやく助け出され始めた。

 (それまでの)現場は、視界におさまるものだった。
 しかし、大震災の時は、異例で、360度すべてが現場。
 自分の視界から、現場がはみ出したのは
 あのときだけだった。
《取材日 2009年4月16日》

「5階と連絡とれへんのや」

いったいこのような状況の中で、
病院はどのように動いていたのでしょうか。
当時の総務課職員Oさん(67歳)に、聞きました。

photo20_syuzai1.jpg

 病院へ電話を入れた、何回かするうちに通じた。
 当直の職員(Nさん)とつながり、
 「5階と連絡とれへんのや」というNさんに、
 「そこだけ電話線でも切れたんちゃうか?」と言った。
 その程度なら心配ないだろうと。

 (病院に着いたら)想像外のことが起きていた。
 救急の前は人がわんさかいて、
 どんどん押しかけてくる
 畳やドアが積み上げられて
 1mくらいの山になっていた。
 患者さんを乗せて担架代わりにして
 運んできたものだった。
《取材日 2009年7月17日》

病院で生まれた子どもさんも運ばれてきて

当時産婦人科病棟担当だった、
看護師のOさん(56=取材時)にも
お話を伺うことができました。

 誰もが5階の崩壊に気付き始めたのが、
 午前9時くらい。
 12時くらいからは、
 職員の数名で出せる人だけ出して、
 6名救出したんですよ。
 そのあと、愛知県などのレスキュー隊が来てくれて、
 助け出されたんですよ。
 こんな狭いところから、
 1人ずつ寝たような状態で
 出されて行ったんです。
 すべての患者さんが救出されたのが、
 23時です。

 家で亡くなった子供さんも運ばれてきた。
 中には、うちの病院で生まれた子どもさんも…。
《取材日 2009年8月6日》

大工さんに工具を借りた

西市民病院で救出にあたった、
消防のレスキュー隊員にも話を伺いました。
現場で指揮をとった、
当時神戸市消防局警防部救助係長
のNさん(62歳)です。

photo20_syuzai4.jpg

 救助器具に削岩機があるが、
 これは使えなかった。
 重すぎて1人で持てず、
 水平方向には使用できなかった。
 混合油エンジンを使用する削岩機だった。
 現場を知らない人が作ったものだと感じた。
 救助にかけつけた大工さんに工具を借りて、
 それで穴をあけた。
 何名か救出したあとに、腹ばいで入った。
《取材日 2009年11月6日》

廃墟からの脱出

震災当日、神戸市立西市民病院に入院していた、
当時大学2年生だったSさん(35歳)の手記が、
震災調べ学習プロジェクトに提供されました。
そこには、病院内の生々しい様子が描かれています。

photo20_syuzai7.jpg

もっと詳しいリポートは…
公式サイト
http://home.kobe-u.com/sinsai/photo20.html
をご覧ください。
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